セクシャリティ迷子のメモ帳

32歳、バツイチ独女、バイセクシャル。思ったこと・感じたことの備忘録。

神様、人を愛するとはどういうことですか?

つい最近、Twitterでバズった某おっさんずラブの主人公と同じことを思う今日この頃。

ドラマきっかけというわけではないけど、春田みたいに「え? え? え??」と思うことがたくさんあって、セクシャリティ迷子になっている。

具体的に言うと「ほんとに男性だけが好きなんだろうか?」と悩んでいる。

 

 

悩みのきっかけ

 

きっかけは、好奇心と癒しを求めて利用したレズ風俗。

レズ風俗というのは、ざっくり言うと、女性が接客する女性向け風俗のこと。

出張ホストみたいな男性に接客してもらう女性向け風俗は選択肢に入れなかった。

離婚・引っ越し・モラハラ彼氏との別れで精神的に参ってたし、離婚前に男性とアダルトな遊びをしまくって消耗してたので男性と距離を置きたかった。

最初は有名店を利用するつもりだったけど、性的なことする前に会話がしたかったので「対話型」という文言を掲げているお店に決めた。

検索したら一発で名前出てくると思うから、サイトのリンクを貼っておく。

 

relieve-you.jimdo.com

 

利用した時の体験談はこちらをご覧ください。↓↓↓

 

haruka15793.hateblo.jp

 

  

イチャイチャ自体はとても楽しく、2時間のコースだったが「短い!」と思うほど。

それで、女性とのイチャイチャに全く抵抗がない自分に気づいた。

お金が発生しているからと言えなくもないけど、終わった後に思ったのは「たまには女の子とエッチなことするのもいいよね」ではなく、

「生まれてから30数年間、完全なるヘテロ(異性愛者)だと思って生きてきたけど、そういうわけでもないんじゃない?」だった。

試しに女性がパートナーだったらと考えてみたけど、違和感も嫌悪感も特になかった。

俗っぽい言い方すると「あり寄りのあり」だなって思った。

 

 

 悩みを分解すると…

 

この疑問に関して、思い当たることが3つほどある。

 

1つ目。筆者は女性だが女性の体が好きである。

ってか、女性の裸をオカズにしてますけど何か。

逆に男性の体には、ほぼ興味ない。

細マッチョの男性が人気あるのは知ってるけど、私の心には刺さらない。

後日詳しく書くが、ハプニングバーに通ってた頃、女性客同士が竿の話で盛り上がってたことがあったが、その話題にも全然乗れず。

「入れば何でもいいじゃん…」と思ってたくらい。

 

2つ目。「男らしい男」が死ぬほど苦手。

特に「俺についてこいタイプ」は友達になるのも勘弁してほしい。

これに魅力を感じる女性がいるのは知ってる。

だが私が思うのは「上から目線でうざい…」である。

だからなのかは分からないが、中性的な見た目の男性とか、乙女要素のある男性は好きだった。

元旦那がそういうタイプで「かわいい感じの時計がほしいんだよねー」と言ってたり、ぬいぐるみにキュンキュンしたりする人だった。

(離婚しなくて良かったんじゃ、というツッコミには後日言い訳したいから、まあ待て)

パートナーを選ぶ上で「安心感=癒し」は最重要ワードだと思っている。

 

3つ目。男性とした時より、女性とした時のほうが興奮した。

前述のとおり、ハプニングバーに通ってた時期があるのだが、その時に女性とのプレイも何回かした。

男性でも上手い人とのプレイは記憶に残ってるけど、それ以上の感想は特にない。

逆に、女性とのプレイは「またああいうのしたいな…」ってしみじみ思い出すことがある。

余談だが女装子さんともプレイしたことがあって、その時も「5時間くらいはイチャイチャできるな」って本気で思ってた。

彼氏がいた頃は、彼氏とするのが最高って思ってましたけどね。

別れてからはそういう感情、湧かないね…

 

 

答えっぽいもの

 

以上を踏まえて「実はレズビアンだったのか?」と一瞬考えた。

でも、彼氏いたことあるし、男性全般に興味ないわけではない。

なら、バイセクシャル

しっくりこないこともないが、人として魅力的なら、トランスジェンダーでも構わないと考える自分もいる。

となると、パンセクシャル(ざっくり言うとバイセクより守備範囲が広い人)と言えなくもないが…

ただ、どれも決め手に欠ける。

男性としか付き合ったことないし、男性以外に恋愛感情を抱いたとはっきり言える経験がない。

そこで、タイトルと同じ問いをしたくなる。

 

 

神様、人を愛するとはどういうことですか?

 

リリーヴさんの利用から1週間考えてみた。

問いへの答えは「分からない」だった。

そこにたどり着いた時、偶然とあるLGBT用語を思い出した。

 

「クエスチョニング」

 

自分の思う性別・好きになる性別が定まっていない人。

またはあえて決めない人。という意味。

今の私の状態にぴったりだと思った。

 

 

心と体は女性だと思ってるので、そこに違和感はないけど、好きになる性別はまだ曖昧。

いずれ答えが出るかもしれないし、出ないかもしれないし、どっちでもいいけど、これからはこのように自己紹介してみよう。

 

性自認は女性、性的指向はクエスチョニングです」