対話型レズ風俗に行ってきた話
レズ風俗の利用をきっかけに、自分のセクシャリティを見つめ直すことになった。
という話は以前の記事で書いたとおり。
今回は利用したお店自体の紹介と、店主であるみつさんの活動について触れてみたいと思う。
利用から1ヶ月経ってしまったが、気になるけど利用できていなかった、あの頃の私に向けて、筆を進めていきたい。
とりあえず、店舗サイトのリンクを貼っておく。↓↓↓
レズ風俗ってなんですか?
お店の話をする前に、そもそも「レズ風俗」って何なのって話から入ろうと思う。
と言っても、まだ1回しか利用していない身で、業界に詳しいわけでもないので、以下のネット記事を参照してほしい。
ざっくり言うと、レズ風俗は
「女性向けの、女性が接客する性風俗」
である。
男性の利用はもちろんNG。
トランスジェンダー女性はどうだろう。
「戸籍上男性の利用はNG」と書かれていることが多いので、難しいかもしれない。
本当に利用したいのなら、店舗に問い合わせみると良いかと。
一方「戸籍上女性」なら、レズビアンであろうとなかろうと、利用は可能なので、セクシャリティは気にしなくて大丈夫。
むしろ、ノンケ(異性のみが恋愛対象)の人が多いと聞く。
どちらの記事でも述べられているが
「精神的に満たされること」
「(性的な)悩みを解決すること」
を目的として行く人がほとんどだそうだ。
精神的な満足は男性も求めに行くかもしれないが、割合としては少ないだろう。
そういう点で、男性向け風俗のお客さんとは対照的だよなぁ。
あと、店舗店舗と言っているが、実際にはデリバリー型のところがほとんど。
お客さんの指定した場所に、レズ風俗キャストが派遣される、というスタイル。
場所によっては、出張費も発生する。
レズ風俗そのものの話だけで1記事書けそうな勢いなので、そろそろお店の紹介に入りたい。
「対話型レズ風俗 リリーヴ」ってなんですか?
さて、みつさんのお店ではわざわざ「対話型」と銘打っているわけだが。
普通のレズ風俗と何が違うのかは、他店舗を利用したことがないので、何とも言えない。
なので、みつさんが「対話型」を謳っている理由をサイトで読んでほしい。
本当はサイトの引用もしようと思ったのだけど、途中でぶった切るのが申し訳なかったので、みつさんがイベントで使っているフレーズを引用したいと思う。
「90分2万円のセックスがあなたのしたかったことなの?」
「プレイを楽しむ」のではなく、「プレイで悩みを解決したい」お客様が多いのに、プレイに重きを置くのはどうも違う気がする。
そうではなく、お客様が悩みと向き合って、一歩進めるような「対話」を重視したい。
ざっくり言うと、以上が「対話型」を打ち出した理由だそうだ。
(みつさん、間違っていたらごめんなさい)
私がここでの利用を決めた理由も「行為を楽しむ前に話がしたいなぁ」と思ったのと「対話型」というフレーズが気になったからだ。
離婚・引っ越し・モラハラ彼氏との離別、の三重苦でボロボロだったからね…
予約は、サイトの問い合わせフォームもしくはお店のTwitterアカウントにDMするとできる。
詳しくは以下のページで確認してほしい。
ここで気にしなきゃいけないのは「私なんかが利用していいのだろうか」という資格うんぬんの話ではない。
- 予約した日・時間・場所に確実に行くこと
- 確実にお金を支払うこと
である!!
レズ風俗の利用者には見た目・年齢を気にする人が多く、利用していいか店舗に問い合わせる人も多いそうだが、お金を払っているのだから、その分の満足を勝ち取れば良いのだ。
とはいえ「私なんかが…」と思う気持ちも分かる。
問い合わせこそしなかったものの、普通の人より体毛が濃ゆいというコンプレックスがあるので「嫌がられたらどうしよう…」と不安にはなった。
もちろん、前日に剃って、ボディークリーム塗りたくったけどね!
本当は嫌がられていたかもしれないけど、今さら聞いても仕方ないので、スルー。
ご対面~ホテル入室まで
今回は「得割120分コース」という、初めての利用者向けプランで予約し、都内某所で待ち合わせ。
そして、当日。
待ち合わせ場所にみつさん登場。
利用前にイベントでお会いしていたが、事前にその話はしていなかったので、案の定「初めまして」と言われる。
気まずい思いを覚えながら
「実はイベントでお会いしてるんです…」
と伝えると
「そういえば、イベントの後に話しに来てくれましたね」
と言ってもらえた。
けっこう人いたし、覚えてないだろうと思っていたのだが、そうでもなかったようだ。
イベントの話で盛り上がりつつホテルへ。
この時の私はガチガチに緊張していた。
ハプニングバーで男女ともに経験したとはいえ、女性とホテルに入るのは初めて。
「本当にこの人とするのか…」と処女みたいな気持ちになっていた。
顔に出ていたのか、みつさんにも「緊張してますか?」と聞かれる始末。
なぜこの時、緊張していたのだろう。
たぶん、女性と1対1のプレイは初めてだったからだと思う。
ハプニングバーで女性とプレイする時は、たいてい複数だったから、この時みたいに1対1で、しかも密室で、なんて状況はなかった。
自分の全てを相手にさらけ出す、みたいな恥ずかしさがあったのかもしれない。
ホテル入室後~コース終了まで
ホテルに入ったらさっそくプレイ開始…にはならない。
レズ風俗に限ったことではないが、まずはお風呂に入るのが定番。
緊張をほぐすのと、性感染症を防ぐために清潔にするのが目的。
そういう意味では、風俗に限らず、パートナーやワンナイトラブの相手でもやったほうが良いだろう。
あと、個人的な実感としては、お風呂に入った後のほうが感度が上がって気持ちいい。
本当はホテルに入った後、お風呂に入る前にも色々話したのだが、緊張でよく覚えていない。
たぶん、ハプニングバーに行っていた頃の話で盛り上がった。はず。
お風呂では、体を洗ってもらった後、浴槽に二人で浸かり、中でマッサージもしてもらった。はず。
体を洗ってもらった時、あそこもソフトに触ってもらったのだが、その瞬間イキそうになった。
実際はオナニーですらイッたことないけど。
いや、それはこの際どうでもいい。
私の脳内で何かがはじけたような、解放されたような感覚があった。
これを「イく」と言うのかどうか知らんけど。
「あ、私、このまま召されそう」って思ったのは確か。
お風呂でまったりした後、いよいよ本番。
女性同士でどんなプレイをするのか、気になる方も多いと思うが、挿入以外はだいたいやったと思って頂いて良い。
実際「最後までお願いします♡」ってリクエストしたくらいだし。
個人的に良いと思ったのはフェザータッチ。
一番敏感な背中でめちゃめちゃ遊ばれたけど、くすぐったいのと気持ちいいのが入り交じって悶えまくった。
あとは指での直接的な愛撫。
中に入れられても全然痛くなかったし、最後のほうは自分から腰を振っていた。
気持ちよくなりたくて。
プレイはタイマーが鳴る直前で終了。
120分終わるの早かった…
終了後、最初に待ち合わせた場所まで送ってもらい、そこで解散となった。
みつさんの活動について
最後に。
みつさんはレズ風俗のお仕事とは別に、女性向けの、性にまつわるトークショーや「生きづらさ」についての情報交換の場を開催したりもしている。
みつさん個人のTwitterで詳しく紹介されているので、興味のある方はそちらを参照してほしい。
【カフェ・スナック 夕暮れ】
— 橘みつ@レズ風俗リリーヴ (@mitsu_lesbian) 2018年7月11日
開店予定:8月〜9月から
システム:構想中
お品書き:フード、ドリンク、人生経験
食べ物や飲み物を楽しみつつ、
自分の(些細だと思っているような)人生経験を
数百円単位から売り買いできるようにします。
詳しいシステムは構築中なので、今しばらくお待ちください。→
【直近イベント】
— 橘みつ@レズ風俗リリーヴ (@mitsu_lesbian) 2018年7月14日
・7/19 (木)17〜21時
街の保健室@桜上水
一般¥1,500 学生¥500
・8/11 (祝土) 12〜17時
スナックみつ@ゴールデン街無銘喫茶
タイムチャージ制
ALC ¥800〜
SOFT ¥700〜
FOOD ¥500〜(価格は予定)
・9/11 (火) 18〜21時 (予定)
トークショー@下北沢ろくでもない夜
詳細は来週以降発表
7月19日に開催された「街の保健室」は「スナックみつ」に引き継がれることになるそうだ。
なお、筆者も今後、これらのイベントに出没する予定。