セクシャリティ迷子のメモ帳

32歳、バツイチ独女、バイセクシャル。思ったこと・感じたことの備忘録。

対話型レズ風俗に行ってきた話

レズ風俗の利用をきっかけに、自分のセクシャリティを見つめ直すことになった。

という話は以前の記事で書いたとおり。 

 

haruka15793.hateblo.jp

 

今回は利用したお店自体の紹介と、店主であるみつさんの活動について触れてみたいと思う。

利用から1ヶ月経ってしまったが、気になるけど利用できていなかった、あの頃の私に向けて、筆を進めていきたい。

とりあえず、店舗サイトのリンクを貼っておく。↓↓↓

relieve-you.jimdo.com 

 

レズ風俗ってなんですか?

 

お店の話をする前に、そもそも「レズ風俗」って何なのって話から入ろうと思う。

と言っても、まだ1回しか利用していない身で、業界に詳しいわけでもないので、以下のネット記事を参照してほしい。

 

p-dress.jp

diamond.jp

 

ざっくり言うと、レズ風俗は

「女性向けの、女性が接客する性風俗

である。

男性の利用はもちろんNG。

トランスジェンダー女性はどうだろう。

戸籍上男性の利用はNG」と書かれていることが多いので、難しいかもしれない。

本当に利用したいのなら、店舗に問い合わせみると良いかと。

一方「戸籍上女性」なら、レズビアンであろうとなかろうと、利用は可能なので、セクシャリティは気にしなくて大丈夫。

むしろ、ノンケ(異性のみが恋愛対象)の人が多いと聞く。

 

どちらの記事でも述べられているが

「精神的に満たされること」

「(性的な)悩みを解決すること」

を目的として行く人がほとんどだそうだ。

精神的な満足は男性も求めに行くかもしれないが、割合としては少ないだろう。

そういう点で、男性向け風俗のお客さんとは対照的だよなぁ。

 

あと、店舗店舗と言っているが、実際にはデリバリー型のところがほとんど。

お客さんの指定した場所に、レズ風俗キャストが派遣される、というスタイル。

場所によっては、出張費も発生する。

 

レズ風俗そのものの話だけで1記事書けそうな勢いなので、そろそろお店の紹介に入りたい。

 

 

「対話型レズ風俗 リリーヴ」ってなんですか?

 

さて、みつさんのお店ではわざわざ「対話型」と銘打っているわけだが。

普通のレズ風俗と何が違うのかは、他店舗を利用したことがないので、何とも言えない。

なので、みつさんが「対話型」を謳っている理由をサイトで読んでほしい。

 

relieve-you.jimdo.com

 

本当はサイトの引用もしようと思ったのだけど、途中でぶった切るのが申し訳なかったので、みつさんがイベントで使っているフレーズを引用したいと思う。

 

「90分2万円のセックスがあなたのしたかったことなの?」

 

「プレイを楽しむ」のではなく、「プレイで悩みを解決したい」お客様が多いのに、プレイに重きを置くのはどうも違う気がする。

そうではなく、お客様が悩みと向き合って、一歩進めるような「対話」を重視したい。

ざっくり言うと、以上が「対話型」を打ち出した理由だそうだ。

(みつさん、間違っていたらごめんなさい)

 

私がここでの利用を決めた理由も「行為を楽しむ前に話がしたいなぁ」と思ったのと「対話型」というフレーズが気になったからだ。

離婚・引っ越し・モラハラ彼氏との離別、の三重苦でボロボロだったからね…

 

予約は、サイトの問い合わせフォームもしくはお店のTwitterアカウントにDMするとできる。

詳しくは以下のページで確認してほしい。

 

relieve-you.jimdo.com

 

ここで気にしなきゃいけないのは「私なんかが利用していいのだろうか」という資格うんぬんの話ではない。

 

  • 予約した日・時間・場所に確実に行くこと
  • 確実にお金を支払うこと

 

である!!

レズ風俗の利用者には見た目・年齢を気にする人が多く、利用していいか店舗に問い合わせる人も多いそうだが、お金を払っているのだから、その分の満足を勝ち取れば良いのだ。

とはいえ「私なんかが…」と思う気持ちも分かる。

問い合わせこそしなかったものの、普通の人より体毛が濃ゆいというコンプレックスがあるので「嫌がられたらどうしよう…」と不安にはなった。

もちろん、前日に剃って、ボディークリーム塗りたくったけどね!

本当は嫌がられていたかもしれないけど、今さら聞いても仕方ないので、スルー。

 

 

ご対面~ホテル入室まで

 

今回は「得割120分コース」という、初めての利用者向けプランで予約し、都内某所で待ち合わせ。

relieve-you.jimdo.com

 

 

そして、当日。

待ち合わせ場所にみつさん登場。

利用前にイベントでお会いしていたが、事前にその話はしていなかったので、案の定「初めまして」と言われる。

気まずい思いを覚えながら

「実はイベントでお会いしてるんです…」

と伝えると

「そういえば、イベントの後に話しに来てくれましたね」

と言ってもらえた。

けっこう人いたし、覚えてないだろうと思っていたのだが、そうでもなかったようだ。

イベントの話で盛り上がりつつホテルへ。

 

この時の私はガチガチに緊張していた。

ハプニングバーで男女ともに経験したとはいえ、女性とホテルに入るのは初めて。

「本当にこの人とするのか…」と処女みたいな気持ちになっていた。

顔に出ていたのか、みつさんにも「緊張してますか?」と聞かれる始末。

なぜこの時、緊張していたのだろう。

たぶん、女性と1対1のプレイは初めてだったからだと思う。

ハプニングバーで女性とプレイする時は、たいてい複数だったから、この時みたいに1対1で、しかも密室で、なんて状況はなかった。

自分の全てを相手にさらけ出す、みたいな恥ずかしさがあったのかもしれない。

 

 

ホテル入室後~コース終了まで

 

ホテルに入ったらさっそくプレイ開始…にはならない。

レズ風俗に限ったことではないが、まずはお風呂に入るのが定番。

緊張をほぐすのと、性感染症を防ぐために清潔にするのが目的。

そういう意味では、風俗に限らず、パートナーやワンナイトラブの相手でもやったほうが良いだろう。

あと、個人的な実感としては、お風呂に入った後のほうが感度が上がって気持ちいい。

 

本当はホテルに入った後、お風呂に入る前にも色々話したのだが、緊張でよく覚えていない。

たぶん、ハプニングバーに行っていた頃の話で盛り上がった。はず。

 

お風呂では、体を洗ってもらった後、浴槽に二人で浸かり、中でマッサージもしてもらった。はず。

体を洗ってもらった時、あそこもソフトに触ってもらったのだが、その瞬間イキそうになった。

実際はオナニーですらイッたことないけど。

いや、それはこの際どうでもいい。

私の脳内で何かがはじけたような、解放されたような感覚があった。

これを「イく」と言うのかどうか知らんけど。

「あ、私、このまま召されそう」って思ったのは確か。

 

お風呂でまったりした後、いよいよ本番。

女性同士でどんなプレイをするのか、気になる方も多いと思うが、挿入以外はだいたいやったと思って頂いて良い。

実際「最後までお願いします♡」ってリクエストしたくらいだし。

個人的に良いと思ったのはフェザータッチ。

一番敏感な背中でめちゃめちゃ遊ばれたけど、くすぐったいのと気持ちいいのが入り交じって悶えまくった。

あとは指での直接的な愛撫。

中に入れられても全然痛くなかったし、最後のほうは自分から腰を振っていた。

気持ちよくなりたくて。

 

プレイはタイマーが鳴る直前で終了。

120分終わるの早かった…

終了後、最初に待ち合わせた場所まで送ってもらい、そこで解散となった。

 

 

みつさんの活動について

 

最後に。

みつさんはレズ風俗のお仕事とは別に、女性向けの、性にまつわるトークショーや「生きづらさ」についての情報交換の場を開催したりもしている。

みつさん個人のTwitterで詳しく紹介されているので、興味のある方はそちらを参照してほしい。

 

 

 

7月19日に開催された「街の保健室」は「スナックみつ」に引き継がれることになるそうだ。

なお、筆者も今後、これらのイベントに出没する予定。